物流情報システム   
 ◎既往の関連プロジェクトの専門的再評価をふまえて次世代へ継承を
  (欧米新製品新技術の後追い開発からの脱却を。賢者は成功事例では無く失敗事例に学ぶ)
 
情報インフラ整備経緯
 EC/EDI関連標準化事業・開発・普及啓発事業
 (財)日本貿易関係手続簡易化協会(JASTPRO)、1974年12月設立
 (財)日本情報処理開発協会(JIPDEC)、 ・1978 年総合貿易情報システム構想発表
 国連欧州経済委員会(UN/ECE) ・1987年UN/EDIFACT制定
 
 高度物流情報化システム開発事業  
 1998 年度〜2000 年度、物流情報共通基盤の構築
  ・出荷ラベルの標準化
  ・住所・緯度経度マッチングファイルの構築による位置情報の活用
 
 物流情報管理システム開発事業
 1998年度 ・専用狭域通信技術(DSRC) の物流分野への応用実験
 
 先進的物流システム開発事業
 1998年度補正(1999〜2000年度)、先進事例による啓発効果
 ・GPS と携帯電話網(パケット通信) を活用した輸配送システム
 ・物流EDI 等を活用した取引システム
 
 リアルタイムトラック運行情報システム
 1999年度、トラック輸送高度化
 ・走行中のトラックからの運行情報共有による業務高度化
 
 物流情報プールシステム開発事業
 1999年度補正(2000年度)、中小企業活性化
 ・求荷求車システムのインターネット対応と荷主参加システムの構築
 
 中小企業物流高度化・効率化システム開発事業
 2000 年度補正(2001年度)、中小企業活性化
 ・物流EDI 標準の中小企業向け活用促進
  業種別物流EDI 標準サブセット活用、共同物流モデルシステム開発
 
 流通サプライチェーン全体最適化促進事業
 2003〜2005 年度、流通BMS の基礎調査、標準規格開発
 流通EDI、JEDICOS成果をふまえたインターネット版の開発
 
 流通システム標準化事業
 2006〜2008 年度、流通BMS の開発・実証
 ・2009年度、流通BMS 推進協議会発足
 
 物流総合情報提供システム開発事業 
 1999〜2000 年度、トラック、鉄道、フェリー等
 ・モード・事業者横断的な物流関連情報共有システムの開発 (運行ダイヤ情報、最適輸送情報、荷物位置情報、交通情報等)
 
 国際物流高度化システム開発事業
 2001〜2003年度
 ・物流EDI 標準の輸出入業務への適用システム開発及びモデル検証
 
 港湾物流情報懇談会
 2001〜2002年度
 ・2002年度「港湾物流情報プラットフォーム実証実験」(神戸港)実施
 
 海陸一貫物流情報システム
 1999〜2000 年度
 ・港湾における荷物のリアルタイム追跡監視と保税運送、
  コンテナ輸送管理の連携による港湾物流の円滑化のシステム開発 (博多港実証実験)
 
 スマートプレート実証実験
 2003〜2004年度、物流分野への活用実証実験
 ・シャーシ管理(苫小牧)
 ・荷捌き施設管理(ポケットローディングシステム、名古屋長者町)
 
 電子タグ(RFID) 実証実験
 2003〜2005 年度、主としてUHF( 900MHz)帯のRFID
 ・流通分野に関わる業種別の実証実験
 
 
 1978年 総合貿易情報システム構想の概要
35年後にして、先輩諸氏の夢をどこまで実現できたのか
 
1992年 物流EDI研究会発足時の物流事業者情報共有システムのイメージ図