トラック事業の業務とICTの活用部面 
 業務の流れとICT活用の役割
集配先の所在確認
輸配送の効率化には、車両・運転者の手配、輸送経路、車種の選択など、走行前の手当が重要な役割を果たしています。
そういった仕組みの前提には集配先の所在確認があります。
顧客の指示した集配先住所が常に正確とは限りません。
集配先住所が不明のままだと、現地で探したり返品輸送になったりすることが発生しがちです。
同一顧客への定期的な輸配送では最初だけのトラブルで済みますが、建設資材や引越のように集配先が毎回変化する場合には、住所表記、住所の所在を事前に確認することによって、宛先未確認での無駄な返品輸送や現地での集配先探しの時間を少なくすることができます。
最近は、ウェブサイトでの住所確認・地図出力も容易になっています。
また、同様の情報処理機能は、運賃積算時の距離計算や所要時間計算にも活用できます。
<ICT化していない場合>
集配先住所が不明で現地で探したり返品輸送になったりすることが発生しがちです。
<ICT化した場合>
住所表記、住所の所在確認を事前にできると、宛先未確認での無駄な返品輸送や現地における集配先探しの時間を少なくすることができます。
最近は住所入力にあたって郵便番号連携のデータを利用することが多くなり、表記方法の問題が表に出ることが少なくなりました。
しかし、住所地の場所を地図上で特定する必要性は残されています。

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